2018年12月04日

サメハダヘイケガニ(鮫肌平家蟹)     吉野 克

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サメハダヘイケガニ(鮫肌平家蟹)は、日本各地の内湾の海底に生息します。一対のハサミと四対の足を持つが、足のうち、大きな足(4本)は移動の為、小さな足(4本)は先がカギ状になっていて、敵から身を守るために貝殻を背負うのに使います。

甲羅の表面は小さなツブツブ(サメ肌状)でおおわれ、怒った人顔に見えますが、源氏に滅ぼされた平家の亡霊が乗り移ったといわれ、その事からこの名前になりました。

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2016年03月18日

貝よもやま9

貝と地球環境

人間社会の急激な進歩とともに、環境破壊が大きな問題となっています。大量の石油や石炭の消費、熱や炭酸ガスの発生、原始林の伐採などがその大きな原因といわれています。実はこの問題にも貝が大きくかかわっています。都市建設に欠かせないものにセメントがあります。その原料は石灰岩ですが、これは大昔のサンゴや貝殻が堆積してできたものです。主な成分は炭酸カルシュウムで、炭酸ガスとカルシュウムを結びつけて固定しているものです。海水に溶け込んでいる炭酸ガスをサンゴや貝がせっせと集めて吸収しているわけです。これらの生物がなければ、地球上に人類の出現は不可能であったと考えられます。酸素を作り出す植物と炭酸ガスを固定する生物たちの協力によって地球環境は作られ守られてきたのです。貝を食料の面だけではなくこうした角度からも眺めてみると、生命の尊さ、それをはぐくむ環境の大切さを実感できるのではないでしょうか。

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2016年02月23日

豊浦でジオ・カフェ

【福田さんの力作を紹介】

道新 小幌ジオラマ

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2016年02月22日

貝よもやま8

魔よけにされた貝

本州や四国、九州の風習に家の軒先や入り口にアワビの殻をつるすというのがあります。殻の内側の真珠光沢に古代の人々は悪魔をはらう力があると信じていたようです。とげのたくさんついたホネガイのなかまも同様な信仰の対象とされました。スジガイという奇妙な形の貝はそれが「水」の字に似ていることから火災よけのお守りとされました。

古代の遺跡から貝殻で作られた腕輪がよく発見されます。貝の腕輪が身を守る力をもっていると信じられていたためと、権力のシンボルとしての意味があったためと言われています。ホラ貝を鳴らすのも単なる合図の道具だったのではなく、あの大きな音によって悪魔を追い払うという意味がこめられていたのです。風鈴も本来は貝殻でつくられ、カラカラという音によって悪魔を近づけないためのもので有ったそうです。このような風習は日本だけではなく、広く東南アジアやアフリカ、ポリネシア、中南米に共通した文化だと言われています。

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