2018年03月06日

伊達の小学校で展示(続き) 洞爺湖・有珠山なりたち1/3

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1. 日本列島のおいたち 今から1億年ほど前、日本列島の元となった大地はユーラシア大陸の日本海沿岸の位置にありました。数千万年前に大陸から分かれ南側へ移動してきました。そのころの日本はほとんど゛か海底で、火山島が所々で頭を出しているような姿だったと思われます。この絵は現在の日本の大地がどのあたりから移動してきたかを示しています。大地の動きは現在でも続いているのです。

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2. 数100万年前の洞爺湖周辺のようす 画面の奥の方は日本海で手前が太平洋です。左側の火山島は現在の洞爺湖の西側の豊浦町方面の大地を作った火山群です。右手の大地は洞爺湖の北側や大滝方面の大地を表しています。北海道のほとんどは海底の盛り上がりと火山活動によって作られたといえます。

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3. 100〜50万年前のようす 海底にあった台地は次第に持ち上がりながら、各地で次々と火山が活動し、火山灰や溶岩で埋めながら現在の地形に近づいてきました。点線で囲まれたあたりが現在の洞爺湖の場所になります。有珠山や羊蹄山の姿はまだありません。このあたりはなだらかな丘や平原のような地形だったと思われます。

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4. 11万年前の巨大噴火 現在の洞爺湖付近で激しい火山噴火が起こりました。3万mを越える高さまで軽いしや火山灰を噴き上げ、北海道全体と東北地方北部をすっぽりと包み込むほどでした。

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5. 洞爺湖カルデラのたんじょう 巨大噴火はわずか1週間程度で終わったと考えられます。周囲は厚い火山灰と軽石で埋まり、なだらかな平原状になりました。100m以上の厚さで堆積したところもあったようです。そして、活動の中心部は直径10km以上、深さ500mもある円形のくぼ地となりました。これが後に洞爺湖となる洞爺カルデラの誕生です。

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6. 5万年ほど前のようす カルデラの周囲は次第にくずれてなだらかな斜面となりのした。また、内部にはアマミス゛や地下水がたまり湖が出来ました。約5万年前、再び火山活動が始まり、湖の中心部で激しい爆発や固まった溶岩がいくつも押しあがって現在の中島が出来ました。これが洞爺湖の原型となったのです。このころ北の方では羊蹄山が噴火をくり返し、洋画や火山灰を噴出して成長していました。有珠山の姿はまだみえません。 (つづく)

posted by 管理人 at 00:09| 日記
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