2021年08月02日

7月の静狩湿原で 福田友子

2021年7月15日曇り時々晴れ。日中最高気温23度。

静狩湿原へ向かう道を2台の車が走っている。

先導する木村夫妻の車が灰白色の花びらに似たものを舞い散らかして進む。

何だアレは? ガのようだ。秘境感が濃く漂い始めた。

DSCN5844静狩湿原看板

現地到着後車中ランチ。いよいよ湿原へ足を踏み入れる。道は無い。ワクワクだ。

膝丈のヤナギとツゲとエゾイソツツジを踏んでいく。ツゲは白い小花をいっぱい載せている。

木村奥様は見つける名人だ。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

モウセンゴケの花

トンボソウ、モウセンゴケは満開だ。ミズオトギリは蕾。ところどころに頭を出しているのは

ノリウツギの白い花と木ウルシだ。木ウルシは実をタワワにつけて目の高さを覆う。クワバラクワバラ。

池塘の岸にノハナショウブが咲き、足元にはコタヌキモの葉が泥の中に広がっている。

沼の中に黄色のコタヌキモの花が見える。食虫植物で水中の小生物を捕虫嚢で捕らえる。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

コタヌキモの花。下は葉。タヌキモの葉は大きく水中それもかなり上に浮いている

後にタヌキモの花が1株あったが私には見分けが難しかった。

ここまでで池塘は5つだ。そのあとはどこを歩いているのかもわからなくなった。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

ミズゴケ地帯が始まる。池塘にはヒツジグサが咲き、ジュンサイは楕円に葉を広げ

アズキ大の花穂が葉の隙間から顔を出している。これは咲き終わりらしい。

トキソウ(朱鷺草)はピンクの花がかわいらしい。

DSCN5831カキラン

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

本日のお目当てのカキランは数こそ少ないがその美しさを輝かせている。サワランは確認出来なかった。

水辺のトンボは6種類ほど見ただろうか。ヤゴもカエルもオタマジャクシもみんないる。

アオサギとオオジュリンとノビタキが時々顔を出した。

シカと5本ユビの生き物の手足の跡を残す獣道をたどる。方向感覚は元より無い私だ。

太陽が顔を出すと暑くてこれ以上ここにいられない感じになる。

午後3時過ぎ湿原入口に戻った。

DSCN5807赤いトンボ

DSCN5839灰色トンボ

DSCN5842黄色いトンボ

帰路、湿原の国道側の土地に民有地の砂採り場が続いているのが見えた。

しだいに乾燥化する湿原。いけないなあこれでは。守りたいのか開発したいのか。

絶滅危惧動植物が確認されたら真面目に保全されるかしら。

トンボもカエルもランもミズゴケも素晴らしいのに。こんな場所は貴重なのに。

さて、その後私たち夫婦は湿原後遺症なる小水疱を伴う湿疹にまいっている。

あんなに防護していたのに。 皆様も湿原に入る時はご注意下さい。

楽しい湿原歩きでした。

DSCN5821 カエル

posted by 管理人 at 07:02| Comment(0) | 日記

2021年07月01日

海の生き物のつながり

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

posted by 管理人 at 11:52| Comment(0) | 日記

2021年05月31日

2021年05月02日

アルトリ岬周辺の地名について    福田茂夫

現在、アルトリ岬と呼ばれている所は正しくは「イソキソキ」というアイヌ語名が付けられていました。「イソキソキ」とは「啄木鳥(キツツキ)」のことです。この名は江戸時代の多くの記録に残っており、近年まで高齢者の中にはそのように呼んでいた人もいました。しかし、なぜ「イソキソキ」なのか知っていた人は誰もいませんでした。記録にもその言われは書かれておりません。岬の上空から撮った写真を見ると、鳥の頭のようにも見えます。現在は大半が草原になっていますが、昔はうっそうとした森林におおわれていたのでしょうか。その森にキツツキが住み着いていたのかも知れません

「イソキソキ」の本来の意味は「頭を・打ち付ける・もの」と言われています。岬を遠くから眺めると島が陸地にくっついているように見え、その姿から「頭を・打ち付ける・もの」の意味として「イソキソキ」と呼ばれるようになったのかも知れません。

 

image

 

写真左側が西の海水浴場のある前浜海岸、岬の右側がアルトリ海岸である

奥に有珠山と洞爺湖、羊蹄山が見える

イソキソキ岬の東側の砂浜が本来「アルトリ」と呼ばれていた所です。西側の砂浜(前浜:海水浴場となっている)に対して、有珠コタン(村)から見て「より遠くにあるもの」の意味として「アルトリ」と呼ばれました。近年になって岬の名として使われていますが、誤りです。また、「恋人海岸」という名も本来の「アルトリ海岸」と呼ぶべきでしょう。

「イソキソキ岬」のすぐ沖にある岩礁は「レブンモシリ(沖の島)」で岬の西側付け根のやや内湾気味の砂浜は「オタモイ(砂の入江)」、その北側の陸地が「オヤコツ(尻が陸にくっついている)」などアイヌ語地名がたくさん残されています。

地名は歴史的な遺産でもあります。安易な語呂あわせは慎みたいものです。

posted by 管理人 at 23:05| Comment(0) | 日記

2021年02月18日

長和小 写真とう展示2/8〜

P2330311b

地元長流川の天然記念物オオワシ(実物大)とカラス。鳥・虫・花。

DSCN9037b

巨大な海藻にびっくり。貝も展示。―--福田さん。

P2330306b

漂流物のタワー(有珠海岸)---福田さん作

posted by 管理人 at 14:43| Comment(0) | 日記
ホームページにもどる.JPG